「世界が認めるビジネス教育をイギリスで受けたい」という方に、ぜひ注目していただきたいランキングがあります。フィナンシャル・タイムズ(FT)ヨーロピアン・ビジネス・スクール・ランキングは、MBA・EMBA・経営学修士(MiM)・エグゼクティブ教育の4つのFTプログラムランキングを統合した、ヨーロッパで最も権威あるビジネス教育のランキングです。

この記事では、FTヨーロピアン・ビジネス・スクール・ランキング2025(2025年12月発表・最新版)をもとに、イギリスのトップ10校をご紹介します。

Ft European Business School Ranking Uk Top10

この記事でわかること

  • FTヨーロピアン・ビジネス・スクール・ランキングとは何か
  • 2025年最新版でイギリスのトップ10に入ったビジネス・スクールとその特徴
  • 各校のMBA・修士課程の概要と強み

FTヨーロピアン・ビジネス・スクール・ランキングとは?

FTヨーロピアン・ビジネス・スクール・ランキングは、フィナンシャル・タイムズが毎年12月に発表するヨーロッパのビジネス教育機関の総合ランキングです。2004年から続くこのランキングは、フルタイムMBA・エグゼクティブMBA(EMBA)・経営学修士(MiM)・エグゼクティブ教育の4つのFTプログラム別ランキングを統合して算出されます。

評価指標には卒業生の給与・給与上昇率・キャリアの進歩・雇用主評価・研究実績・男女比などが含まれており、単一プログラムではなくビジネス・スクール全体の総合的な強さを測る点が特徴です。2025年版ではヨーロッパ全体で100校がランクインしており、イギリスは18校とフランスの26校に次いで2番目に多い参加国となっています。

イギリス内順位 ビジネス・スクール ヨーロッパ内順位(FT2025)
1 ロンドン・ビジネス・スクール(LBS) 第3位
2 オックスフォード大学(サイード・ビジネス・スクール) 第14位
3 ウォーリック・ビジネス・スクール(WBS) 第17位
4 ケンブリッジ大学(ジャッジ・ビジネス・スクール) 第22位
5 クランフィールド大学(スクール・オブ・マネジメント) 第27位
6 ベイズ・ビジネス・スクール(シティ大学ロンドン) 第34位
7 インペリアル・カレッジ・ビジネス・スクール ヨーロッパ上位圏
8 ヘンリー・ビジネス・スクール(レディング大学) ヨーロッパ上位圏
9 アライアンス・マンチェスター・ビジネス・スクール ヨーロッパ上位圏
10 ダラム大学ビジネス・スクール 第58位

出典:FTヨーロピアン・ビジネス・スクール・ランキング2025(2025年12月発表)

イギリスのトップ10ビジネス・スクールの詳細

1. ロンドン・ビジネス・スクール(London Business School / LBS)|ヨーロッパ第3位

ロンドン・ビジネス・スクール(LBS)は、FTヨーロピアン・ビジネス・スクール・ランキング2025でイギリス第1位・ヨーロッパ第3位にランクインしており、2004年のランキング開始以来一度もトップ3から外れたことがない唯一のビジネス・スクールです。QSグローバルMBAランキング2026でも世界第6位・ヨーロッパ第2位を獲得しています。

ロンドン中心部のリージェンツ・パークに位置し、世界70カ国以上からの学生が集まる非常に国際色豊かなキャンパスが特徴です。フルタイムMBA(15〜21ヶ月)・エグゼクティブMBA・修士課程など多彩なプログラムを提供しており、投資銀行・コンサルティング・テクノロジー業界への就職実績は世界トップクラスです。

  • 主なプログラム:フルタイムMBA・Executive MBA・Masters in Finance・Masters in Management
  • MBA学費(2026年入学):£123,950(プログラム全体)
  • 詳細:LBS公式サイト

2. オックスフォード大学 サイード・ビジネス・スクール(University of Oxford / Saïd Business School)|ヨーロッパ第14位

University Of Oxford

オックスフォード大学のサイード・ビジネス・スクールは、FTランキング2025でイギリス第2位・ヨーロッパ第14位にランクイン。QSグローバルMBAランキング2026では世界同率第12位(前年19位から大幅上昇)、QSエグゼクティブMBAランキング2026では世界第1位を獲得しています。

社会変革・持続可能なビジネス・アントレプレナーシップを重視した独自のカリキュラムが特徴で、オックスフォードのスコール・センター(社会起業)との連携も充実しています。1年間のフルタイムMBAは世界60カ国以上からの学生が集まる多様なコミュニティです。

Expert View

“FT総合ランキングの魅力は、単一のMBAプログラムだけでなく『学校全体の総合力や卒業生のキャリア成果』が可視化されている点です。LBSやオックスフォードをはじめ、上位校はグローバル企業や金融機関とのネットワークが絶大で、在学中からのネットワーキングや就職活動において大きなアドバンテージとなるでしょう。” – Yoshiyuki Suzuki, Counsellor, StudyIn.

3. ウォーリック・ビジネス・スクール(University of Warwick / Warwick Business School / WBS)|ヨーロッパ第17位

University Of Warwick

ウォーリック大学のウォーリック・ビジネス・スクール(WBS)は、FTランキング2025でイギリス第3位・ヨーロッパ第17位にランクインしています。フルタイムMBAがエコノミスト誌2025年ランキングでイギリス第1位を獲得、MBAプログラムの質・価値においてイギリス最高評価を受けています。

マーケティング修士が世界第7位(QS2025)、経営学修士が世界第19位(QS2025)と修士課程でも世界トップクラスの評価を誇ります。12ヶ月のフルタイムMBAは費用対効果の高さでも知られており、ビジネス・スクール全体としての総合力の高さが今回のランキング上昇に反映されています。

4. ケンブリッジ大学 ジャッジ・ビジネス・スクール(University of Cambridge / Judge Business School)|ヨーロッパ第22位

University Of Cambridge

ケンブリッジ大学のジャッジ・ビジネス・スクールは、FTランキング2025でイギリス第4位・ヨーロッパ第22位にランクインしています。QSグローバルMBAランキング2026では世界第7位・ヨーロッパ第3位という高い評価を受けており、個別プログラムレベルでは総合ランキングよりも高い評価が多くのプログラムで確認されています。

ケンブリッジ大学の121名以上のノーベル賞受賞者を擁する豊かな研究・イノベーション環境と一体となったカリキュラムが特徴です。起業家精神・ファイナンス・マネジメント・サステナビリティの分野で世界トップクラスの研究実績を誇ります。

5. クランフィールド大学 スクール・オブ・マネジメント(Cranfield University / Cranfield School of Management)|ヨーロッパ第27位

Cranfield Unviersity

クランフィールド大学のスクール・オブ・マネジメントは、FTランキング2025でイギリス第5位・ヨーロッパ第27位にランクインしています。FTグローバルMBAランキング2025ではキャリアの進歩でヨーロッパ第1位・世界第10位を獲得しており、卒業後のキャリアアウトカムとROIで特に卓越した評価を受けています。

1967年創立の世界最初期のMBAプログラムのひとつを持つ歴史ある大学院専門ビジネス・スクールで、航空宇宙・エネルギー・テクノロジーなどの産業との強固な連携が特徴です。

6. ベイズ・ビジネス・スクール(Bayes Business School / City, University of London)|ヨーロッパ第34位

ベイズ・ビジネス・スクール(旧キャス・ビジネス・スクール)は、FTランキング2025でイギリス第6位・ヨーロッパ第34位に大幅上昇(前年比10位上昇)しました。ロンドンのシティ(金融街)の中心部に位置し、金融機関・法律事務所・グローバル企業との直接的なアクセスが大きな強みです。

FTはベイズをロンドンのビジネス・スクールの中でMBA卒業後3ヶ月以内の就職率と費用対効果でトップと評価しています。MiMプログラムは卒業生のキャリア進歩で世界第3位、アクチュアリー・サイエンス研究でヨーロッパ第1位の評価を獲得しています。

Expert View

“総合順位だけでなく、自分の目指す業界や予算、志望キャリアに最もフィットするビジネススクール選びを意識しましょう。” – Yoshiyuki Suzuki, Counsellor, StudyIn.

7. インペリアル・カレッジ・ビジネス・スクール(Imperial College Business School)

インペリアル・カレッジ・ロンドンのビジネス・スクールは、FTランキング2025でイギリス上位圏にランクインしています。QSグローバルMBAランキング2026では世界第19位を獲得しており、FTオンラインMBAランキング2026でも世界第2位という卓越した評価を受けています。

国際学部教員比率94%という圧倒的な国際性と、テクノロジー・ファイナンス・イノベーションに特化した教育で知られています。MBAプログラムは平均76人程度の少人数クラスで、26カ国以上の国籍を持つ学生が集まります。

8. ヘンリー・ビジネス・スクール(Henley Business School / University of Reading)

レディング大学のヘンリー・ビジネス・スクール(Henley Business School)は、FTランキング2025でイギリス上位圏にランクインしています。AACSB・EQUIS・AMBAのトリプルアクレディテーション(世界で1%未満のビジネス・スクールのみが取得)を取得しており、教育の国際的な品質保証において最高水準を誇ります。

MBAプログラムではリーダーシップ開発・持続可能なビジネス実践・グローバルな視野の形成に重点を置いており、エグゼクティブ教育分野での強みもヘンリーの大きな特徴です。

9. アライアンス・マンチェスター・ビジネス・スクール(Alliance Manchester Business School)

マンチェスター大学のアライアンス・マンチェスター・ビジネス・スクールは、FTランキング2025でイギリス上位圏にランクインしています。FTグローバルMBAランキングでも継続的に上位にランクインしており、世界最大規模のビジネス・スクールのひとつとして知られています。

ドバイ・香港・上海・シンガポールにも拠点を持つグローバルな展開が強みで、イギリスのビジネス教育において国際的なキャリアを目指す学生に人気の選択肢です。フルタイムMBAのほかパートタイム・グローバルMBAなど多彩な選択肢があります。

10. ダラム大学ビジネス・スクール(Durham University Business School)|ヨーロッパ第58位

Durham Universityダラム大学のビジネス・スクールは、FTランキング2025でイギリス第10位・ヨーロッパ第58位にランクインしており、競争が激化するなかでイギリストップ10の地位を維持しています。AACSB・EQUIS・AMBAのトリプルアクレディテーションを取得しており、ダラムというユネスコ世界遺産に囲まれた歴史的な学術都市での学習環境が魅力です。

FTランキングへの参加はMBA・MSc Managementプログラムの実績が評価されており、特に卒業後3年間の平均給与の高さでイギリス上位圏に位置しています。ロンドンより生活費が抑えられる点も留学生に人気の理由のひとつです。

StudyInがイギリスのMBA・ビジネス大学院留学をサポートします

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よくある質問(FAQ)

FTヨーロピアン・ビジネス・スクール・ランキングとは何ですか?

フィナンシャル・タイムズが毎年12月に発表するヨーロッパのビジネス教育機関の総合ランキングです。フルタイムMBA・EMBA・経営学修士(MiM)・エグゼクティブ教育の4つのFTプログラム別ランキングを統合して算出されます。2025年版ではヨーロッパ100校が対象となっています。

FTランキング2025でイギリス第1位のビジネス・スクールはどこですか?

FTヨーロピアン・ビジネス・スクール・ランキング2025では、ロンドン・ビジネス・スクール(LBS)がイギリス第1位・ヨーロッパ第3位にランクインしています。LBSは2004年のランキング開始以来、一度もヨーロッパトップ3から外れたことがない唯一のビジネス・スクールです。

FTランキングに入るイギリスのビジネス・スクールは何校ありますか?

2025年版のFTヨーロピアン・ビジネス・スクール・ランキングでは、イギリスから18校がランクインしており、フランスの26校に次いで2番目に多い参加国となっています。

FTランキングとQSランキングのどちらを参考にすればいいですか?

両方を参考にすることをおすすめします。FTランキングは4つのプログラム実績を統合した総合評価で、卒業後の給与・キャリアアウトカムを重視した指標が中心です。QSランキングはアカデミックな評判・雇用主評価・多様性なども含む幅広い評価基準を採用しています。志望するプログラム(MBA・MiM等)のFT個別プログラムランキングも合わせて参照することが、より正確な大学選びにつながります。