「医師を目指してニュージーランドに留学したい」という方はいますか?ニュージーランドの医学学位(MBChB)は世界的に認められており、質の高い医療教育と豊かな自然環境を兼ね備えた留学先として国際的な人気を集めています。
この記事では、ニュージーランドでMBBS(MBChB)を学ぶメリット・プログラムの特徴・入学条件・卒業後のキャリアまで、最新情報をわかりやすく解説します。
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この記事でわかること
ニュージーランドでMBBS(MBChB)を学ぶメリットと留学生向けの制度
MBChBを提供するオタゴ大学・オークランド大学の特徴と入学条件
MBChB修了後のキャリアパスと世界的な資格の通用性
ニュージーランドのMBBS(MBChB)とは?
ニュージーランドでは、医学・外科学の学士号は「MBBS」ではなく「MBChB(Bachelor of Medicine and Bachelor of Surgery) 」と呼ばれています。内容・資格としてはMBBSと同等であり、ニュージーランド医師会(MCNZ)の認定を受けた国際的に通用する医学学位です。
ニュージーランドでMBChBを提供する認定大学は、オタゴ大学 とオークランド大学 の2校のみ です。両校ともに6年間のプログラムで、実践的なトレーニングと国際的に認められた資格が提供されます。
出典:ニュージーランド医師会(Medical Council of New Zealand)公式サイト
ニュージーランドでMBChBを学ぶメリット
1. 世界的に認められた医学資格
ニュージーランドのMBChB学位は、オーストラリア医師会(AMC)がニュージーランド医師会(MCNZ)に代わって認定しており、イギリス・オーストラリア・カナダをはじめとするコモンウェルス諸国で広く通用する資格です。医師として国際的なキャリアを目指す方にとって、大きなアドバンテージとなります。
2. 学びながら働ける制度
2025年11月3日より、ニュージーランドの学生ビザ保有者は学期中に週25時間まで就労可能 (従来は週20時間)となりました。休暇中はフルタイムで働くことができます。この制度を活用することで、留学費用の一部をカバーしながら現地での実践経験を積むことができます。
出典:ニュージーランド移民局(Immigration New Zealand)公式サイト
3. 奨学金と比較的手頃な生活費
オタゴ大学・オークランド大学ともに留学生向けの奨学金を提供しています。またニュージーランドはイギリス・アメリカと比較して生活費が抑えられており、留学全体のコストを計画しやすい環境が整っています。
4. 優れた教育環境と実践的なトレーニング
ニュージーランドの医学教育は、研究と実践を組み合わせたカリキュラムが特徴です。実際の病院・地域医療機関でのローテーション実習を通じて、卒業時には即戦力となる医療専門家としてのスキルを身につけることができます。
MBChBプログラムの種類と構造
ニュージーランドのMBChBは、学部入学と大学院入学の2つの経路があります。
学部課程(First Year Entry): 高校卒業後に1年間の準備課程(HSFY/BHScなど)を修了してから出願
大学院課程(Graduate Entry): 関連分野で学士号を取得した方向けの入学経路
コースの期間は両経路とも合計6年間(準備課程の1年+MBChB課程5年)で、心臓学・皮膚科・放射線科・腫瘍学・神経外科・精神科など多様な専門分野でのキャリアにつながります。
MBChBコースを提供するニュージーランドのおすすめ大学2校
1. オタゴ大学(University of Otago)
オタゴ大学(University of Otago) は、1869年創立のニュージーランド最古の大学であり、QS世界大学ランキング2027で世界第198位にランクインしています。ニュージーランド最大・最古の医学部を擁し、医学・健康科学分野の教育・研究でニュージーランドをリードする存在です。
MBChBコースはダニーデンキャンパスで前期課程を学び、4〜6年次の臨床実習はダニーデン・クライストチャーチ・ウェリントンのいずれかのキャンパスで行われます。
主な特徴:
ニュージーランド最古(1869年創立)かつ最大の医学部
QSスターズ評価で教育・就職支援・学生経験においてFive Stars Plus評価を取得
健康科学の学士課程・修士課程・生命倫理と医療法の修士ディプロマなど多彩な関連プログラムを提供
卒業生の95%が卒業後すぐに就職または進学
出典:オタゴ大学公式サイト(MBChB)
2. オークランド大学(University of Auckland)
オークランド大学(University of Auckland) は、ニュージーランド最大かつ最高ランクの大学で、QS世界大学ランキング2026で世界第65位にランクインしています。医学・生命科学分野のQS分野別ランキング2025では世界第93位であり、ニュージーランドで唯一、世界トップ100にランクインする医学プログラムを擁しています。
MBChBはオーストラリア医師会(AMC)がニュージーランド医師会(MCNZ)に代わって認定しており、国内枠は年間317名と非常に競争率が高いプログラムです。
主な特徴:
ニュージーランドで唯一、QS世界大学ランキングトップ100に入る大学(世界第65位)
学部入学(First Year Entry)と大学院入学(Graduate Entry)の2つの経路を提供
オークランドのグラフトンキャンパスを中心に、臨床実習は病院・地域医療機関で実施
2年目以降の国際学生年間学費:NZD $86,561(2026・2027年入学)
出典:オークランド大学公式サイト(MBChB)
MBChBへの入学条件
MBChBへの出願は非常に競争率が高く、以下の要件を満たす必要があります。
準備課程: 高校卒業後は直接MBChBには入学できず、1年間の準備課程(オタゴ大学:HSFY、オークランド大学:BHSc/BSc生命医科学)を修了してから出願
GPA: 準備課程での高いGPA(オークランド大学は7点満点中6.0以上が目安)が必要
UCAT ANZ: ニュージーランド・オーストラリア大学臨床適性試験(UCAT ANZ)の受験が必須
MMI(多面的ミニ面接): 成績上位者は多面的ミニ面接(MMI)への招待資格を得る
英語力: IELTS 7.5以上(各セクション7.0以上)が目安(臨床課程の要件)
※入学条件は各大学・年度によって変更される場合があります。必ず各大学の公式サイトで最新情報をご確認ください。
MBChB修了後のキャリア
ニュージーランドの大学でMBChBを修了した卒業生には、幅広いキャリアの選択肢があります。
ニュージーランドでの研修医(House Officer): 卒業後はMCNZへの仮登録を経て、公立病院でのPGY1・PGY2インターンシップへ進むことができます。ニュージーランドのPost Study Work Visa(最長3年)でフルタイム就労が可能です
専門医への道: 内科・外科・精神科・小児科・産婦人科・救急医学など、MCNZが認定する多彩な専門医トレーニングプログラムへ進むことができます
海外でのキャリア: MBChBはオーストラリア・イギリス・カナダをはじめとする国々で認められており、国際的な医師としてのキャリアに活用できます
医学研究・教育: 大学や研究機関、製薬会社での医学研究・医学教育者としてのキャリアも広がっています
公衆衛生・医療行政: 医療コーディネーター・医療サービス管理・公衆衛生機関・政府機関での勤務など、医療政策の策定に携わる仕事も選択肢のひとつです
Expert View
“ニュージーランドの医学部(MBChB)は世界最高水準の医療教育を誇りますが、国内に2校しかないため、世界屈指の超難関ルートです。ハードルは極めて高いですが、ここで得る医師免許はオーストラリアやイギリスなどグローバルに通用する一生モノの切札になります。 ” – Yoshiyuki Suzuki, Counsellor, StudyIn .
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StudyInは日本で唯一、ニュージーランド全8大学の正規出願パートナーです。オタゴ大学・オークランド大学へのMBChB出願を含む、大学選びから出願書類の準備・ビザ申請まで、経験豊富なコンサルタントが一貫してサポートします。
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よくある質問(FAQ)
ニュージーランドでMBChBを取得した学位は世界で通用しますか?
はい。ニュージーランドのMBChB学位はオーストラリア医師会(AMC)がニュージーランド医師会(MCNZ)に代わって認定しており、イギリス・オーストラリア・カナダをはじめとするコモンウェルス諸国で広く通用します。卒業後はMCNZへの仮登録を経て、ニュージーランドの公立病院で研修医として勤務することもできます。
ニュージーランドのMBChBを学べる大学はいくつありますか?
ニュージーランドでMBChBを提供する認定大学はオタゴ大学とオークランド大学の2校のみです。両校ともに6年間のプログラムを提供しており、競争率が非常に高いコースです。
ニュージーランドの医学部の学費はいくらですか?
オークランド大学のMBChB(2年目以降)の国際学生年間学費は2026・2027年入学でNZD $86,561です。オタゴ大学の学費については各年度の公式サイトでご確認ください。準備課程(1年目)は医学課程よりも低い学費が設定されています。なお学費は入学年度や大学・コースによって異なりますので、最新情報は各大学の公式サイトをご参照ください。
ニュージーランドの医学部の入学難易度はどのくらいですか?
非常に競争率が高いコースです。1年間の準備課程での高いGPA・UCAT ANZ(臨床適性試験)の成績・MMI(多面的ミニ面接)での評価が選考基準となります。英語力は臨床課程開始時にIELTS 7.5以上(各セクション7.0以上)が目安として求められます。
MBChB修了後にニュージーランドで働くことはできますか?
はい。MBChB修了後はMCNZへの仮登録を経て、ニュージーランドのPost Study Work Visa(最長3年)を活用して公立病院での研修医(House Officer)として就労できます。その後、専門医トレーニングプログラムへ進む道も開かれています。
ニュージーランドのMBChBプログラムは何年かかりますか?
合計6年間のプログラムです。1年目は準備課程(医学基礎科学)、2〜3年目は前臨床課程、4〜6年目は病院・地域医療機関での臨床実習を中心に学びます。6年目の臨床実習(Trainee Intern)は、ほぼフルタイムで病院実務に携わる実践的な1年間です。