ニュージーランド留学 後も現地でキャリアを積みたいとお考えではありませんか?
ニュージーランドには、大学卒業後に最長3年間現地で働くことができる「Post Study Work Visa(PSWV) 」という制度があります。この記事では、Post Study Work Visaの概要・メリット・申請条件・必要書類をわかりやすく解説します。
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この記事でわかること
Post Study Work Visaの概要と取得後にできること
取得する5つのメリットと学位レベル別の滞在可能期間
申請条件・必要書類と2026年の最新制度変更
Post Study Work Visaとは?
Post Study Work Visa(PSWVとも呼ばれます)は、ニュージーランドの認定教育機関で一定のコースを修了した留学生が卒業後に申請できる、ニュージーランド政府が提供する就労ビザです。
このビザを取得することで、留学で身につけた知識やスキルを活かしながら、卒業後もニュージーランドに滞在して実務経験を積むことができます。将来的には、認定雇用主就労ビザ(AEWV)や永住権へのステップとしても活用されています。
Post Study Work Visaを取得すると、以下のことが可能になります。
卒業後、最長3年間ニュージーランドで生活・就労できる
レベル7以上の学位を持つ場合、雇用主・職種を問わず就労できる
パートナーや扶養する子どもをニュージーランドに呼び寄せることができる
パートナーは就労ビザの申請が可能になる
永住権取得へのキャリアパスとして活用できる
なお、このビザは原則として1回のみ取得可能です。申請のタイミングや条件をしっかり把握しておくことが重要です。
出典:ニュージーランド移民局(Immigration New Zealand)公式サイト
Post Study Work Visaを取得する5つのメリット
1. 学んだ分野で実務経験を積める
Post Study Work Visaの最も重要なメリットのひとつは、大学で学んだ分野の実務経験をニュージーランドで積めることです。
現地での就労経験は履歴書を大きく充実させ、国際的な競争力を高めることにつながります。
2. 幅広い雇用の機会
ニュージーランドは活気ある経済を持ち、経験を持つ専門人材への需要が高い国です。Post Study Work Visaを持つことで、その雇用機会を最大限に活かせます。
特にレベル7以上の学位取得者は、職種・雇用主を問わず自由に就労できるため、幅広いキャリアの選択肢が広がります。
3. 永住権への足がかりになる
Post Study Work Visaを活用して実務経験を積むことで、ニュージーランドの永住権取得につながる可能性があります。
現地での就労実績を積み上げることで、在留資格の取得に向けた選択肢が広がります。
4. 多文化な環境での生活体験
多様性に富んだニュージーランドでの生活とキャリアは、豊かな文化的体験をもたらしてくれます。
異なる文化背景を持つ人々と働くことで、グローバルな視野と対応力を自然と身につけることができます。
5. ビジネス英語力の向上
ニュージーランドで実際に働くことで、日常会話にとどまらないビジネス英語のスキルを磨くことができます。
高い英語力は、国際的なキャリアで活躍するうえで欠かせない重要なスキルです。
Expert View
“ニュージーランドのPSWV(卒業後就労ビザ)は、雇用主の縛りがなく自由に職を探せる(レベル7以上)という点で、他の英語圏の就労ビザと比べても非常に柔軟で強力な資格です。現地企業での実務経験は、ビジネス英語力を飛躍的に高めるだけでなく、将来的な永住権申請やグローバルキャリアにおいて最大の武器になります。 ” – Yoshiyuki Suzuki, Counsellor, StudyIn .
学位レベル別:Post Study Work Visaの滞在可能期間
取得できるPost Study Work Visaの期間は、修了したコースのレベルによって異なります。
学位レベル
資格の種類
滞在可能期間
レベル4〜6
サーティフィケート・ディプロマ(対象資格リスト掲載のもの)
修学期間と同等
レベル7
学士号(Bachelor’s Degree)
最長3年間
レベル8
ポストグラデュエート・ディプロマ(Postgraduate Diploma)
修学期間と同等
レベル9
修士号(Master’s Degree)
最長3年間
レベル10
博士号(Doctoral Degree)
最長3年間
出典:ニュージーランド移民局(Immigration New Zealand)公式サイト
【2026年最新】制度の変更点:対象資格が拡大
2026年11月16日より、Post Study Work Visaの対象資格が拡大されます。また、新たなビザ制度も導入される予定です。最新情報を確認しておきましょう。
Post Study Work Visaの対象拡大
これまでPost Study Work Visaの対象は主にレベル7の学士号以上の取得者でしたが、2026年11月16日より、NZQCFレベル7のグラデュエート・ディプロマ(Graduate Diploma) 修了者も対象に加わります。
ただし、グラデュエート・ディプロマでPSWVを申請するには、ニュージーランド国内外で取得した学士号を別途保有していることが条件となります。この場合のビザ期間は、グラデュエート・ディプロマの修学期間と同等(最長1年)となります。
新設:Short-term Graduate Work Visa(短期グラデュエート就労ビザ)
2026年11月16日より、PSWVの対象とならないコース修了者を対象とした新しいビザ「Short-term Graduate Work Visa(短期グラデュエート就労ビザ)」の申請受付が始まります。
NZQCFレベル5〜7の資格をニュージーランドで24週以上フルタイムで修了した方が対象で、最大6ヶ月間のオープン就労権が付与されます。就職活動の時間を確保しながら、認定雇用主就労ビザ(AEWV)への移行を目指すことができます。
※制度変更の最新情報は、必ずニュージーランド移民局(Immigration New Zealand)公式サイトでご確認ください。
Post Study Work Visaの申請条件
Post Study Work Visaを申請するには、以下の条件を満たす必要があります。
ニュージーランド国内の認定教育機関で、対象となる資格を修了していること
学生ビザの有効期限から原則3ヶ月以内に申請すること(博士号取得者は6ヶ月以内、一定の条件を満たす場合は12ヶ月以内)
ニュージーランドでの生活費として少なくともNZD $5,000を保有していること
健康状態・素行に関する条件を満たしていること
なお、レベル7以上の学位取得者は、フルタイムで少なくとも30週間以上ニュージーランドで学んでいることが条件です。レベル6以下の資格の場合は、移民局が定める対象資格リストへの掲載が必要で、学んだ分野に関連する職に就くことが求められます。
Post Study Work Visaの申請に必要な書類
申請に際して、以下の書類を準備する必要があります。
パスポート(滞在予定期間+3ヶ月以上の残存有効期間が必要)
写真(オンライン申請の場合は1枚、書類申請の場合は2枚)
ニュージーランドで取得した資格の証明書
学業成績証明書(academic transcript)または教育機関からの修了証明書
資金証明書(NZD $5,000以上の保有を証明するもの)
英語力の証明書(必要な場合)
健康診断書または胸部X線写真(必要な場合)
警察証明書(必要な場合。英語以外の場合は翻訳版を添付)
※必要書類や申請方法は変更される場合があります。最新情報は必ずニュージーランド移民局(Immigration New Zealand)公式サイトでご確認ください。
申請方法と費用
Post Study Work Visaは、ニュージーランド移民局(Immigration New Zealand)の公式ウェブサイトからオンラインで申請するのが最も一般的で、処理もスムーズです。書類による紙面申請も可能ですが、処理時間が長くなる場合があります。
申請料金はNZD $1,670〜となっています(申請する国・地域によって異なる場合があります)。
処理時間は、申請の80%が5週間以内に完了するとされています。
出典:ニュージーランド移民局(Immigration New Zealand)公式サイト
Expert View
“2026年11月からは対象資格が拡大され、短期グラデュエート就労ビザも新設されるなど、留学生にとって現地に残るチャンスがさらに広がります。ただし、ニュージーランドのビザ制度は頻繁にアップデートされるため、随時確認が必要です。 ” – Yoshiyuki Suzuki, Counsellor, StudyIn .
ニュージーランド留学ならStudyInにご相談ください
StudyInは日本で唯一、ニュージーランド全8大学の正規出願パートナーです。大学選びから出願・書類準備・ビザ申請まで、経験豊富なコンサルタントが一貫してサポートします。
Post Study Work Visaを活用したキャリアプランも含め、奨学金に関する情報提供やビザ手続きのサポートも行っています。東京(恵比寿)・大阪の両オフィスおよびオンラインでご相談いただけます。
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よくある質問(FAQ)
Post Study Work Visaはどこで申請できますか?
ニュージーランド移民局(Immigration New Zealand)の公式ウェブサイトからオンラインで申請できます。申請にはまずRealMeのアカウントを作成する必要があります。書類による紙面申請も可能ですが、オンライン申請が推奨されています。
Post Study Work Visaには就労制限がありますか?
レベル7以上の学位(学士号・修士号・博士号など)を取得した場合は、雇用主・職種を問わずほぼ自由に就労できます。レベル6以下の資格の場合は、学んだ分野に関連する職に就くことが条件となります。
Post Study Work Visaの有効期限が切れそうな場合はどうすればいいですか?
Post Study Work Visaを延長できる場合もありますが、以前より高い学歴を取得しているなど、一定の条件を満たす必要があります。詳しくはニュージーランド移民局公式サイト の最新情報をご確認ください。
2026年に制度変更はありますか?
はい、2026年11月16日よりPost Study Work Visaの対象資格が拡大され、NZQCFレベル7のグラデュエート・ディプロマ修了者(学士号保有者に限る)も申請できるようになります。また、同日より短期グラデュエート就労ビザ(Short-term Graduate Work Visa)の申請受付も開始される予定です。
なぜニュージーランドは留学先として人気があるのですか?
治安が良く安全な環境で質の高い教育が受けられること、他の英語圏と比べて留学費用が比較的抑えられること、豊かな自然とアクティビティ、多文化な環境など、多くのメリットがあります。Post Study Work Visaによる卒業後の就労・キャリア形成の機会も、人気の理由のひとつです。