アルバータ大学(University of Alberta)は、カナダのエドモントンにある州立総合大学です。
知名度の高いトロント大学やUBCに比べるとまだ日本で情報が少ないものの、AI研究や奨学金制度など見逃せない強みが数多くあります。
本記事では、アルバータ大学で学ぶべき理由を7つの観点からご紹介します。

この記事でわかること
- アルバータ大学の基本情報と世界大学ランキングでの評価
- アルバータ大学で学ぶべき7つの理由
- 出願要件とStudyInの出願サポート
アルバータ大学とは
大学概要
アルバータ大学は1908年に設立された州立大学で、エドモントン市内の複数キャンパスと、地方都市キャムローズのオーガスタナ・キャンパスから構成されています。
17学部・3カレッジを持ち、学部から大学院・専門職課程まで幅広いプログラムを提供しています。
国際学生は全体の20%以上を占め、世界150カ国以上から学生が集まる国際色豊かな大学です。
世界大学ランキングでの評価
アルバータ大学はQS世界大学ランキング2027で世界96位、カナダ国内4位にランクインしました(出典:QS世界大学ランキング2027)。
3年連続で世界トップ100入りを果たしており、THE世界大学ランキングでもカナダ国内トップ4の常連校です(出典:Times Higher Education World University Rankings)。
また、U.S. News Best Global UniversitiesのAI分野別ランキング(2025-2026年版)では、カナダ国内1位・世界53位を獲得しています(出典:U.S. News Best Global Universities)。
| 指標 |
評価 |
| QS世界大学ランキング2027 |
世界96位/カナダ国内4位 |
| QSサステナビリティランキング |
世界74位 |
| U.S. News「AI分野」ランキング(2025-2026) |
カナダ国内1位/世界53位 |
主な学部・学科構成
アルバータ大学には文学部・理学部・工学部・アルバータ・スクール・オブ・ビジネス・医学部・看護学部・法学部・教育学部など17学部があります。
学部レベルで200以上、大学院レベルで500以上のプログラムを提供しており、特に工学・コンピューターサイエンス・エネルギー資源工学・医療系分野で高い評価を得ています。
アルバータ大学で学ぶべき理由7選
1. 世界トップクラスのAI・機械学習研究拠点
アルバータ大学は、強化学習(Reinforcement Learning)研究において世界最大級の拠点のひとつです。
同大学と連携する「Alberta Machine Intelligence Institute(Amii)」は、カナダのAI国家戦略「Pan-Canadian AI Strategy」に指定された3大研究機関の一つであり、チューリング賞受賞者リチャード・サットン氏をはじめとする世界的研究者が所属しています。
AI・データサイエンス・コンピューターサイエンスを学びたい学生にとって、北米屈指の環境が整っています。
2. 留学生受け入れ体制と国際色の豊かさ
アルバータ大学には150カ国以上から学生が集まり、学生全体の20%以上を国際学生が占めています。
国際学生専門のサポート部門があり、ビザ・生活・学業のあらゆる面でサポートを提供しています。
初めての海外生活でも安心して学べる体制が整っています。
3. コーオプ・インターンシップ制度の充実
アルバータ大学は工学部・経営学部をはじめ、多くの学部で有給の産学連携インターンシップ「コーオプ」プログラムを提供しています。
日本企業でのインターンを希望する学生向けには、30年以上の歴史を持つ「Canada-Japan Co-op Program」が用意されています。
日本語対応のスタッフによるサポートを受けながら、日本国内の企業で実務経験を積むことも可能です。
4. 卒業後の就労ビザ(PGWP)取得のしやすさ
アルバータ大学はカナダ移民・難民・市民権省(IRCC)が定める「卒業後就労許可(PGWP)」対象の指定学習機関です。
学士・修士・博士課程の卒業生は、専攻分野を問わずPGWPの対象となります。
2年以上のプログラムを修了すれば、最長3年間の就労許可を取得できます(2026年時点で言語要件としてCLB/NCLC7の証明が必要です)。
Expert View
“世界トップ100の超名門でありながら、トロントやバンクーバーに比べて日本人が少なく、生活費(州税)を大幅に抑えられるアルバータ大学は、カナダ留学の隠れた最高峰です。” – Yoshiyuki Suzuki, Counsellor, StudyIn.
5. 主要都市より抑えられる生活費
トロントやバンクーバーと比較すると、エドモントンの生活費は総じて手頃な水準です。
アルバータ州には州税(PST)がなく、連邦消費税(GST)のみが課される点も、生活費全体を抑えるメリットの一つです。
学費については専攻・プログラムによって幅があるため、詳しくはアルバータ大学公式サイトの費用計算ツールで最新の金額をご確認ください(出典:アルバータ大学公式サイト)。
6. 治安が良く暮らしやすいエドモントンの環境
エドモントンはカナダで5番目に人口の多い都市です。
北サスカチュワン川沿いに広がる広大な河川敷公園(リバーバレー)は、北米最大級の都市公園ネットワークのひとつとされています。
公共交通機関(LRTやバス)も充実しており、大学周辺には学生向けの住宅街や飲食店が集まるエリアも多く、キャンパスライフを送りやすい環境です。
7. 充実した奨学金制度と卒業生ネットワーク
アルバータ大学の学部課程には、国際学生向けの奨学金制度が複数用意されています。
- President’s International Distinction Scholarship:最大12万カナダドル(4年間)
- International Leader Scholarship:5,000〜1万カナダドル
大学院課程でも、Graduate Entrance Scholarshipとして修士課程で年間1万7,500カナダドル(国際学生は追加1万カナダドル)、博士課程で年間2万1,000カナダドルの支援が用意されています(出典:アルバータ大学公式サイト)。
多くは出願時に自動的に審査対象となるため、別途の奨学金応募が不要な点も魅力です。
卒業後は世界300,000人を超える卒業生ネットワークにアクセスできる点も、長期的なキャリア形成における強みとなります。
出願情報
出願要件・必要書類
学部課程の出願には、高校の成績証明書、英語力証明(IELTS・TOEFLなど)、志望理由書(プログラムにより異なる)が主に求められます。
大学院課程では、学士(博士課程は修士)の成績証明書、研究計画書またはステートメント、推薦状、英語力証明に加え、専攻によっては指導教員となる研究者との事前コンタクトが重要になります。
出願はオンラインシステムを通じて行います。
学費・奨学金について
国際学生の学費は専攻・プログラムによって大きく異なります。
正確な金額はアルバータ大学公式サイトの費用計算ツールで、ご自身の希望プログラムに沿って試算することをおすすめします(出典:アルバータ大学公式サイト)。
奨学金については前章でご紹介した通り、出願時に自動審査となるものが多いため、早めの出願準備が重要です。
アルバータ大学への出願は、プログラムごとに要件や締切が異なり、奨学金の申請タイミングも複雑です。
StudyInでは、アルバータ大学をはじめとするカナダの大学への出願サポートを行っています。
大学選びから出願書類の作成まで一貫してサポートするほか、奨学金に関する情報提供やビザ手続きに関するご相談も承っています。
カナダの大学留学をご検討中の方は、まずはStudyInまでお気軽にお問い合わせください。
よくある質問(FAQ)
アルバータ大学は日本人留学生にも対応していますか?
はい。国際学生専門のサポート部門があり、出願・ビザ・生活面のサポートを受けられます。
また日本企業でのインターンシップにつながる「Canada-Japan Co-op Program」など、日本との接点を持つプログラムも用意されています。
アルバータ大学の強み分野は何ですか?
特に強みとされるのはAI・機械学習・強化学習分野です。
U.S. NewsのAI分野別ランキングでカナダ国内1位・世界53位を獲得しているほか、エネルギー資源工学や医療系分野でも高い評価を得ています。
卒業後にカナダで働くことはできますか?
アルバータ大学はPGWP(卒業後就労許可)対象校です。
2年以上の学位プログラムを修了すれば、専攻を問わず最長3年間の就労許可を取得できます(2026年時点で語学要件の証明が必要です)。
トロント大学やUBCと比べて生活費は安いですか?
一般的に、エドモントンの家賃・物価はトロントやバンクーバーと比べて手頃な水準です。
またアルバータ州には州税(PST)がないため、生活費全体を抑えやすい点も特徴です。