世界トップ10の総合大学として知られるユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(University College London, UCL)の中でも、特に高い世界的評価を誇るのが建築環境学部です。
QS世界大学科目別ランキング「建築・建造環境」分野で4年連続世界1位、英国内では12年連続でトップを維持しており、イギリスで建築学を学ぶなら世界最高峰の環境がここにあります。
本記事では、UCLの建築環境学部の特徴・ランキング・学べるプログラム・学費・入学条件まで、建築留学を検討している方に向けて詳しく解説します。

この記事でわかること
- UCL建築環境学部の世界ランキング結果と評価・特徴
- UCL建築環境学部の学費・入学条件
- UCLバートレット建築環境学部への出願方法・サポート
UCL建築環境学部とは?
UCLバートレット建築環境学部(The Bartlett Faculty of the Built Environment)は、1841年にUCLで建築学の教育が始まって以来、180年以上にわたって国際的な建築学の実践と議論の最前線に立ち続けてきた学部です。
英国最大かつ最も学際的な建築系学部として、建築・都市計画・建設・サステナビリティ・都市設計・空間デザインなど多様な分野をカバーする13のスクールと研究機関で構成されています。
ロンドン市内のキャンパスには毎年5,000名を超える学生とスタッフが集い、世界中から集まった才能ある学生・研究者・実務家が、より良い未来の都市と建築を追求しています。
UCLの他の学部と同様、建築環境学部でも「すべての人にとってより良い未来を築く」という使命のもと、気候変動対策・持続可能なまちづくり・社会的公正といった現代の喫緊の課題に建築の視点から取り組むことが強く奨励されています。

UCLの建築学部が選ばれる理由4選
1. 世界レベルの建築学部
1841年にユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)で初めて建築学が教えられて以来、バートレット建築環境学部は国際的な建築学の実践と議論の最前線に立ってきました。ロンドンにブルームズベリーとクイーンエリザベスパークの2つの拠点を持つUCL建築学部の学生達は、さまざまな専門分野の第一線で活躍する専門家や学者から学ぶことが可能です。
バートレット建築環境学部は、世界でトップクラスの建築学科の1つとして、留学生が学び、成長するためのダイナミックでやりがいのある環境を提供しています。
2. 世界大学科目別ランキングで、世界とイギリスでトップを獲得
バートレット建築環境学部は、著名な大学ランキングの1つ、2026年度QS世界大学科目別ランキングの建築と建造環境(けんぞうかんきょう、built environment)の分野で、4年連続世界第1位を獲得しました。
またイギリス国内でも12年連続でトップにランク付けされています。さらに英国の建築ビジネスに関する権威ある調査、Architects’ Journal AJ100によってトップの建築学科としても選ばれています。
3. 優れた研究
Research Excellence Frameworkにおいても、UCLのバートレット建築環境学部(Faculty of the Built Environment)は、建造環境の分野において、英国でResearch Powerをリードする、と高い評価を受けました。
バートレットの研究チームは、物理科学、社会科学、芸術、人文学など、さまざまなバックグラウンドを持ち、幅広い分野をカバーしており、建築環境研究の分野において、バートレットは世界で最も影響力を持つ学部の一つであり続けています。
4. 多彩なプログラム
バートレット建築環境学部の学生として、一流の学者や専門家から指導とサポート、そしてインスピレーションを受けながら、建築環境の実践と研究の最先端にあるロンドンのキャンパスで学びましょう。
バートレットの学士課程(学部)と修士課程(大学院)では以下のプログラムが提供されています。
UCL建築環境学部で学べるプログラム
建築環境学部では、学士課程から修士課程まで幅広いプログラムが提供されています。建築デザインの実践から、建築史・都市計画・バイオデザインまで、学術的な関心やキャリア目標に合わせてコースを選択できます。
学士課程(Undergraduate)
修士課程(Postgraduate)
学費と生活費の目安
UCL建築環境学部の海外留学生向け学費(2026/27年度)は以下のとおりです。すべてUCL公式サイトの情報に基づいています。
課程年間学費(海外留学生)学士課程(BSc、3年制)£35,400修士課程(MArch、2年制)£35,400
ロンドンでの生活費は月£1,300〜£1,600程度が目安となります(家賃・交通費・食費・書籍代等を含む)。年間の総費用は学費と生活費を合わせて£50,000〜£55,000前後を見込んでおくと安心です。
なお、UCLおよび建築環境学部では留学生向けの奨学金制度も複数設けられています。代表的なものとして、Bartlett Promise Scholarshipやインターナショナル・マスターズ・アワード(IMA)があり、経済状況や学業成績に応じて申請が可能です。詳細はStudyInにお問い合わせください。

入学条件と選考の特徴
学士課程
世界最高峰の建築学部であるだけに、選考は非常に競争が激しく、2025年入学では3,109件の出願に対して合格率は約12.4%(実質倍率約8倍)でした。
学力要件
- Aレベル:AAB以上(うち2科目はUCL推奨科目リストから)
- IB:3科目上位17点以上(各科目5点以上)
- GCSEレベル:英語・数学でC(グレード4)以上
英語力要件
- IELTS Academic:総合6.5以上、各技能6.0以上
- TOEFL iBT:総合176以上、各技能169以上
- PTE Academic:総合75以上、各技能67以上
ポートフォリオ
書類審査通過後、招待制でクリエイティブ作品のポートフォリオ提出が求められます。建築的な完成図よりも、観察力・思考プロセス・表現の独自性が重視されます。
修士課程
学歴要件
- 英国の建築学学士(Upper Second Class、2:1以上)または同等の海外資格
- 学部卒業後、1年以上の実務経験が必要(英国ARBまたはRIBA認定プログラムの場合、6ヶ月以上のプレイスメントを含む場合は在学中の出願も可)
英語力要件
- IELTS Academic:総合7.0以上、各技能6.5以上
- TOEFL iBT:総合180以上、各技能172以上
- PTE Academic:総合76以上、各技能75以上
ポートフォリオ
要請があった場合のみ提出。事前のアップロード不可。
英語力が要件に達していない場合は、UCLのプレセッショナルコース(Pre-sessional English Courses)やプレマスターコース(International Pre-Master’s)を活用することで、進学準備を進めることができます。
卒業後のキャリア
UCL建築環境学部の卒業生は、世界の一流建築・デザイン事務所や研究機関で活躍しています。
- 卒業後15ヶ月以内の就業・進学率:学士92.4%、修士93.9%(Graduate Outcomes Surveys 2017〜22年データ)
- 主な就職先:Foster + Partners、Zaha Hadid Architects、Arup、Rogers Stirk Harbour + Partners、Make、HOK、Heatherwick Studioなど世界的な設計事務所
- 主な就職分野:建設・建築・不動産(68%)、学術研究・高等教育(8%)、パフォーミングアーツ・クリエイティブ(7%)、エンジニアリング(5%)
ARB/RIBA Part 2認定のMArchは、英国の建築士資格取得に直結するプログラムです。将来的にUKや国際的な建築士として活動したい方には特に有力な選択肢です。
UCL留学はStudyInへ
イギリス留学エージェントStudyInは、海外大学と提携する日本の公式出願窓口です。
「他の大手の留学エージェンシーも利用したのですが、個人的にStudyInの方がサポートが厚く、先生方も良い方ばかりで、値段もリーズナブルで良いと思います。利用してみて初めてその良さがわかりました。」(A.Nさん)など、多数のフィードバックをいただいております。
StudyInでは、提携大学によって年に約2回研修を受けている経験豊富なコンサルタントが、UCL大学院への出願をグローバルにサポートするためにUCLによって正式に任命された唯一の機関として、出願プロセスを丁寧にご案内します。
UCL建築環境学部へのご出願をお考えの方は、まずは初回無料コンサルティングをご利用ください。オンライン・対面どちらにも対応しています(対面は3日前までにご予約ください)。
FAQ よくある質問
QS世界大学科目別ランキング2026(建築・建造環境分野)で世界1位を獲得しています。4年連続の世界首位であり、英国内でも12年連続1位です。2位のMIT、3位のデルフト工科大学を大きく引き離した評価となっています。
バートレット建築環境学部は非常に競争が激しい学部です。2025年入学では約3,100件の出願に対して合格率は12.4%程度で、UCL内でも最も競争率の高い学部の一つです。学力要件(AレベルAAB等)に加え、ポートフォリオ審査も課されるため、早めの準備が重要です。
可能です。修士課程の出願には、建築学の学士号(英国Upper Second Class相当以上の成績)と1年以上の実務経験が必要です。日本の大学の成績要件の詳細はUCL公式サイトで国別に確認できます。出願準備についてはStudyInにご相談ください。
海外留学生の場合、学士課程・修士課程ともに£35,400/年(2026/27年度)です。ロンドンでの生活費を合わせると年間£50,000〜£55,000程度が目安となります。
学士課程はIELTS 6.5以上(各技能6.0以上)、修士課程は7.0以上(各技能6.5以上)が必要です。スコアが不足している場合はUCLのプレセッショナルコースで準備できます。
学費35,400ポンドに生活費(月1,300〜1,600ポンド)を加えると、年間50,000〜55,000ポンドが目安です。奨学金制度(Bartlett Promise Scholarship等)も複数あるため、詳細はStudyInにご相談ください。
卒業生の就業・進学率は学士92.4%、修士93.9%と高く、Foster + Partners、Zaha Hadid Architects、Arupなど世界的な設計事務所への就職実績があります。MArch(ARB/RIBA Part 2)取得者は英国建築士資格への道も開かれています。
UCL建築環境学部のポートフォリオは、完成度の高い建築図よりも、観察力・思考プロセス・独自のクリエイティビティが重視されます。絵画、写真、立体造形、スケッチなど形式は問われません。学士課程では書類審査通過後に招待制で提出が求められます。