イギリス大学のホームページを見ていると、このTeaching Excellence Framework（教育の質エクセレンス　TEF）という言葉を見つけるかもしれません。このTeaching Excellence Framework（教育の質エクセレンス　TEF）とは何なのでしょうか、またどのように選ばれるのでしょうか？

Teaching Excellence Framework（教育の質エクセレンス-TEF）とは

イギリス政府の高等教育における教育の質の評価であり、学生の満足度、進学率、卒業後の就職率などを基に、情報や統計を取った結果、大学は金、銀、銅という評価を受けます。このランキングはイギリス大学の教育、研究についてのたくさんある情報源の一つに過ぎません。大学のコース詳細、場所なども大学を選ぶ際に考えなければならない重要なポイントです。

2017年教育の質エクセレンス（TEF）

2017年には295の大学や高等機関がこのシステムで評価されました。ケンブリッジ大学とオックスフォード大学はいずれも金賞を獲得。また、もっと規模の小さな学位を提供する教育機関も高い評価を獲得しています。しかし、ゴールドスミス大学、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス、リバプール大学、サウサンプトン大学、などの有名な大学がブロンズ評価を受けるなど、予想外と思われるような結果も出ました。

指導の質と授業料

教育の質エクセレンス（TEF）の目的は、大学での教育の基準を高めて、学生がどのコースをどの大学で勉強すればいいのかについて情報を与えて、選択をする手助けをすることです。

教育の質エクセレンス（TEF）の色と意味

金賞=実に優れたレベル

銀賞=高品質なレベル

銅賞=満足できるレベル

評価は「教育の質」「学習環境」「成果」を中心としています。

それをもっと詳しく見てみると、以下の事が評価されています。

コースの設計と評価方法

  • 学生が一般的に教師と過ごす時間の長さ
  • どのように学生がコースの中で力を伸ばしていったか。
  • 退学率、学生満足度、卒業生雇用の正確な統計

これらのポイントが一貫して高い評価を得ている大学は金賞を受賞しています。

【Part.2】ではこのTeaching Excellence Framework（教育の質エクセレンスTEF）を大学選びの中でどう参考にするかについてお伝えします！

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