「ラッセルグループ」という言葉を耳にしたことはありますか?イギリス留学を考えるなら、必ず知っておきたいキーワードです。
この記事では、ラッセルグループの定義・歴史・他グループとの違い、そして加盟24校の一覧をわかりやすくご紹介します。

この記事でわかること
- ラッセルグループの定義・歴史・目的
- 加盟24校の完全リストとQS世界大学ランキング2026の順位
- ラッセルグループ以外の大学グループとの違い
ラッセルグループとは?
ラッセルグループ(Russell Group)とは、イギリスを代表する24の研究集約型大学で構成される団体です。
1994年に17校の大学が集まって設立され、名称の由来はロンドンにある「ホテル・ラッセル」。各大学の学長が初めてこのホテルに集まったことがきっかけとなっています。
その後、1998年にカーディフ大学とキングス・カレッジ・ロンドンが加盟。2006年にクイーンズ大学ベルファストが加わり、2012年にはダラム大学・エクセター大学・ロンドン大学クィーンメアリー校・ヨーク大学の4校が加盟し、現在の24校体制となりました。
ラッセルグループはよく「イギリスのアイビーリーグ」と呼ばれます。アメリカのアイビーリーグが名門研究大学の集まりであるように、ラッセルグループもイギリスの高等教育・研究をリードする存在です。
加盟校は国内の全大学研究助成金の3分の2以上を受け取っており、2021年の英国研究評価(REF)では、ラッセルグループ大学が「世界最高水準(4*)」に評価された研究の65%を占めています。
ラッセルグループ加盟24校一覧(QS世界大学ランキング2026)
現在のラッセルグループ加盟校は以下の24校です。すべてQS世界大学ランキング2026でトップ200以内にランクインしています。
| 大学名(日本語) | 大学名(英語) | QS世界大学ランキング2026 |
| インペリアル・カレッジ・ロンドン | Imperial College London | 世界第2位 |
| オックスフォード大学 | University of Oxford | 世界第4位 |
| ケンブリッジ大学 | University of Cambridge | 世界第6位 |
| ユニバーシティー・カレッジ・ロンドン(UCL) | University College London | 世界第9位 |
| キングス・カレッジ・ロンドン(ロンドン大学) | King’s College London | 世界第31位 |
| エディンバラ大学 | University of Edinburgh | 世界第34位 |
| マンチェスター大学 | University of Manchester | 世界第35位 |
| ブリストル大学 | University of Bristol | 世界第51位 |
| ロンドン経済大学(LSE) | London School of Economics and Political Science | 世界第56位 |
| グラスゴー大学 | University of Glasgow | 世界第79位 |
| バーミンガム大学 | University of Birmingham | 世界第76位 |
| ウォーリック大学 | University of Warwick | 世界第74位 |
| リーズ大学 | University of Leeds | 世界第86位 |
| サウサンプトン大学 | University of Southampton | 世界第87位 |
| シェフィールド大学 | University of Sheffield | 世界第92位 |
| ダラム大学 | Durham University | 世界第94位 |
| ノッティングガム大学 | University of Nottingham | 世界第97位 |
| ロンドン大学クィーンメアリー校 | Queen Mary, University of London | 世界第110位 |
| ニューカッスル大学 | Newcastle University | 世界第137位 |
| リバプール大学 | University of Liverpool | 世界第147位 |
| エクセター大学 | University of Exeter | 世界第155位 |
| ヨーク大学 | University of York | 世界第169位 |
| カーディフ大学 | Cardiff University | 世界第181位 |
| クイーンズ大学ベルファスト | Queen’s University Belfast | 世界第199位 |
ラッセルグループの特徴:なぜ注目されるの?
ラッセルグループの加盟校は、単に「有名」なだけではありません。以下のような具体的な強みがあります。
- 研究資金の集中:イギリス国内の大学研究助成金の3分の2以上が加盟校に投入されており、最先端の研究環境が整っています。
- 博士号取得者の輩出:イギリス全体の博士号(PhD)の60%がラッセルグループ加盟校から授与されています。
- 世界トップクラスのランキング:QS世界大学ランキング2026では、全24校がトップ200以内にランクインしています。
- 経済への貢献:加盟校は年間約870億ポンドをイギリス経済に貢献し、全国で26万人以上の雇用を支えています。
ラッセルグループ以外のイギリス大学グループとは?
イギリスには、ラッセルグループ以外にもいくつかの大学グループが存在します。大学選びの参考に、それぞれの特徴を把握しておきましょう。
University Alliance
ビジネス・産業界との連携に強みを持つ大学グループです。実践的な教育やキャリア支援に力を入れている大学が多く、特定の職業や業界への就職を目指す学生に向いています。
Million+
高等教育に関する公共政策のシンクタンクとして活動する大学グループです。比較的新しい大学が多く、地域社会との結びつきや多様な学生層への対応を重視しています。
グループに属さない大学
どのグループにも属していない大学も多数存在しますが、それは大学の質の低さを意味するわけではありません。例えば、セント・アンドリュース大学(University of St Andrews)はQSランキングで世界トップクラスに位置しながら、ラッセルグループには属していません。
大学選びでは、グループへの所属よりも、自分が学びたいコースの内容・研究実績・ランキング・学生サポートなどを総合的に判断することが大切です。
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よくある質問(FAQ)
ラッセルグループとは何ですか?
ラッセルグループとは、イギリスの24の研究集約型大学で構成される団体で、1994年に設立されました。アメリカのアイビーリーグにあたる存在として知られ、加盟校はイギリス国内の研究助成金の3分の2以上を受け取っています。
ラッセルグループの大学は何校ありますか?
現在の加盟校は24校です。2012年に4校が加わって以来、メンバー数は変わっていません。全24校がQS世界大学ランキング2026でトップ200以内にランクインしています。
ラッセルグループ以外のイギリス大学は選択肢として劣りますか?
そのようなことはありません。ラッセルグループに属していない大学でも、特定の分野や教育スタイルに優れた大学は多くあります。大学選びはグループの所属だけでなく、学びたいコース・キャンパス環境・ランキングなどを総合的に検討することをおすすめします。
ラッセルグループの大学に入学するにはどんな条件が必要ですか?
入学条件は大学・コースによって異なりますが、一般的に高い学業成績と英語力(IELTSスコア6.5〜7.5程度)が求められます。特にオックスフォード大学・ケンブリッジ大学への出願締め切りは、他の大学より早い10月中旬となるため注意が必要です。
